代表メッセージ CHAIRPERSON’S MESSAGE

校友の皆様へ


私の名前はモース・カオガス・フローレスです。私はフィリピン出身で、2006年春にAPUを卒業しました。


この度、APU校友会代表に選出されました。これから大学、そして校友会のために道を切り開き、力を尽くしてこられた先輩方の「APUへの恩返し」の伝統を引き継ぐことができましたこと、大変光栄に思っております。


私自身の歩みを振り返ると、私がAPUに来たのは2002年。山の上の大学には、数棟の建物と、約2000人の学生、通学用のバスしかない頃でした。校友会は、最初の卒業式が2003年3月に行われたため、まだありませんでした。


それから20年、すべての道はAPUのある別府市に通じているような気がします。 山頂にあるこの大学は、統計上、日本で最も国際的で多様性のある大学であり、日本のスーパーグローバル大学の一つです。


152の国と地域に23,157人(国内11,695人、国際11, 462人)の卒業生を輩出したAPUは、「Shape your World」というスローガンを掲げていますが、もはや単なるビジョンではなく、現実として展開しているのです。私たちは、大学のモットーに忠実であり続ける卒業生に敬意を表します。卒業生の多くは、企業や団体、学術界、国連などの国際機関、そして起業家やイノベーションの分野で活躍しています。


COVID-19の大流行がもたらした昨今の課題、世界の一部地域で紛争が続くという不安の中で、APU校友会は「人間の尊厳を深く尊重し、自由と平和の実現を求める」ということを前提に、2030ビジョンである「APUで学んだ人たちが世界を変える」と思い切った宣言をした大学と共に歩んでいきます。これまで以上に、APU校友会は、APUの長期目標である「Global Learning Community」の実現に向け、学生や卒業生が世界37のチャプターの交流を通じてつながりを構築することに貢献します。


2023年12月16日に開催されたAPU校友会20周年記念行事に合わせ、校友会代表よりAPUと校友会との協力について「宣言」が発表されました。


立命館アジア太平洋大学校友会
代表 Morse Caoagas Flores
2006年3月アジア太平洋学部卒業